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2つの手術方法

腎臓摘出手術

腎臓を摘出する手術には従来から行われている、側腹部を切開して直視下に腎臓を摘出する方法と、新しく導入された内視鏡下で手術し(これを鏡視下手術と呼びます)、小さな切開で腎臓を摘出する方法とがあります(鏡視下腎臓摘出手術を参照して下さい)。

内視鏡による手術には後腹膜からアプローチする方法と、腹腔からアプローチする方法とがあります。いずれの方法の場合も、3時間程度の手術で、通常は輸血も必要ありません。

腎臓提供者における腎臓摘出手術は、当然のことながらその人自身の治療のための手術ではありません。したがって、安全性には万全の配慮をはらって手術および術後管理・ケアが行われます。

直視下手術と鏡視下手術の利点と欠点

直視下手術は古くから行われ、確立された手術ですが、手術創が大きく、筋肉や神経を切ったりするため、術後の痛みや美容上の問題が無視できません。いっぽう鏡視下手術は、手術創が小さく、筋肉や神経もほとんど切ることはないため、出血量が少なく、また術後の痛みは少なく、美容上の問題もより少ないことが利点です。さらにより早く退院することも可能です。

しかし鏡視下手術の場合は、腎臓の血管や尿管が短くなってしまう傾向があります。直視下手術と鏡視下手術のどちらの場合も、移植された腎臓の機能にはまったく差がありません。