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手術後の経過

術後経過

通常は翌日午後より食事の摂取が可能です。手術翌日あるいは翌々日から離床が可能で、歩行が開始されます。手術後2、3日後に出血や浸出液が少ないことを確認した上で、チューブを抜去します。手術後約7日目に、創の状況を確認した上で抜糸して、とくに問題がなければ退院となります。

鏡視下手術の場合は創も小さく、痛みも少ないため、回復が早く、場合によっては数日後に退院することも可能です。

手術による合併症、偶発症

麻酔に伴う合併症、腹部手術に伴う合併症、さらに直接手術に関連しない偶発症の可能性があります。しかしこれらの発生頻度は少なく、また起こったとしても重篤なものではありません。

合併症としては、肺炎無気肺気胸心不全虚血性心疾患不整脈高血圧脳卒中肝障害創部出血創部感染症深部静脈血栓症肺塞栓腹壁癜痕ヘルニアなどがあげられます。

上記の合併症の頻度は非常に少なく、麻酔法、手術法が進歩した今日ではほとんど起こりえないものです。しかしその危険性を最少にするための最大限の注意と努力が払われます。

また上記の内、虚血性心疾患、脳卒中などはむしろ偶発症と呼ぶべきものと考えられますが、いずれにせよこれらの発生を予防するため、最大限の注意と努力が必要です。

提供後の生活

退院後、数日から一週間程度、自宅で体を慣らせば、手術前の生活に復帰できます。同時に通常の場合は社会復帰も可能です。

腎臓提供後の受診

腎臓提供後は念のために定期的な検診が必要です。手術後1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、翌年からは毎年一度程度の検診を必ず行なって下さい。定期検診の頻度、検査項目については施設によって異なります。